ランナーの「みかた」

ランニング、マラソンに関する記事を書いていきます(仮)

24時間ゆめリレー in 湘南ひらつか 12時間個人の部に参加してきました

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きたる9月15日(土)-16日(日)に、24時間ゆめリレーin 湘南ひらつか 12時間個人の部(以下、12時間走)に参加して来ました。

 

 

土曜日20時から、日曜日8時までの12時間、公園内の1.73kmをグルグル走る中々変態な大会です。

この大会は、11月に出場する神宮外苑での24時間走に向けた大事なステップレースと位置づけていました。とはいえ、初めての夜間に行われる長時間での時間走のため、何に気をつけて、どんな点に注意して、どんなトラブルが起きるのか、想像もできず、とにかく無心・無欲で走ることを心掛けました。

色々と作戦や戦略を練るというより、12時間走の体験から学びという作ることを決めて、シンプルに気負わず、「現状でどれぐらい走れるものなのか?」という現在地を知る意味で走ってきました。

 

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今回の結果は次の通りです。

 

順位:4位(エントリー34名中)

距離:114.18km(66周・1周1.73km)

 

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この結果に関しては、順位云々よりもう少し走りたかったなぁというのが本音です。120kmをひとつの目安においていたので、満足できる結果がではありませんでしたが、経験値が全くない中での時間走の割には良く走れたかなぁと思います。

 

ひらつか12時間走は、今年走った主要な大会の中では納得できる大会(フル以上)の部類に入り、レース納得度でいうと下記のように分類されます。今回のひらつか12時間走は、納得度でいえば、80点には届かない78点!

 

別大 > チャレンジ富士五湖 > ひらつか12時間走 >>>(60点)>>> ソウル国際 >>>>> サロマ

 

話は逸れますが、6月のサロマについては、過去最悪のレースと言える程、大馬鹿なレースをやらかしてしまい、未だに当時のことを思い出すと、腹が立つというか、大事なレースを大事にできなかった自分がいたことに、情けない気持ちになります。サロマから3ヶ月以上経過していますが、当日のメモは残っているので、機会があれば、振り返りをしたいと思います。

 

さて、話はひらつか12時間走に戻します。今回事前に参考にした情報は次の記事です。

 

ウルプロメンバー 平塚12時間走124.56km(大会記録)で優勝 〜効率的なフォームに変わってきた〜後編 | ウルトラランナーへの道 ブログ

 

昨年、124.56kmという大会記録を出した青木さんの記事です。時間走については、青木さんは大先輩になるので、ここに書いてある情報の中で、良さげな情報は当日の考えや走りに活かしました。実際に走ってみてわかる、124.56km(72周)の偉大さです。

 

 

また、6月にゆめのしまで、初の時間走を走って、大惨敗をした際の自分の記事も改めて読み返しました。神宮外苑の24時間走に向けて、時間走の大会に出るのは、ひらつかが最後。過去の、ゆめのしまと同じミスや失敗を繰り返さないように、過去の自分自身が学ぶことを心掛けました。

 

■青木さんの記事から参考にしたこと

・走行距離を見ない

・速度アベレージを6分台にのせない

・ランニングフォームが崩れたら直す

・マイナス思考になり始めたらカロリーを取る

 

■事前に自分で決めたマイルール

・12時間動き続ける

・キロ6を超えずに走る

・スマホや音楽に頼らない

 

今回の12時間とざっくり分かると、次のように分けられます。

 

最初5時間:フロー状態で走りに集中

中間4時間:集中力が切れ、更には脱水症状で苦しむ

最後3時間:夜明けとともに、気持ちは元気だが、身体は動かず

 

変な話ですが、最初の5時間は時間も時計もラップも何も見ずに、黙々と走っていたので、めちゃくちゃ集中して走っていました。この時間帯が一番楽しかったです。5時間があっという間に経過しました。「意外と12時間はあっという間に終わりそう!」とも感じていました。

しかし、ふとした時に公園内の時計を見てしまい、そこから集中力が切れて、「後、7時間もあるのかぁ・・・」と考え出した途端、気持ちが急降下して、身体も疲労感を感じ始めました。こうなると弱い自分が顔を出して、負のスパイラルにハマっていきます。更には脱水症状が起きて、公園の水道で浮浪者のように水浴びしてました。夜中の時間帯は、足を止めないことを優先した我慢の走りとなりました。

5時の夜明けとともに追い込もうと気持ちはあるものの、脚が全くついていけず、太ももの痛みと格闘。残り時間90分を切ったタイミングで、残りの周回を意識するようになり、痛みを感じながらも、最後は悔いが残らないように追い込みました。

 

色々あった12時間走ですが、疲れたというより、くたびれたレースとなり、終わった時には「とてもじゃないが、ここから12時間走るのは無理じゃない?」と本気で思いました。ゴールした後の達成感や楽しさは、1mmも感じることができず。。。一緒にレースを走ってメンバーとも、「どんな理由を作って、24時間走を止めましょうか?」と半分冗談、半分本気で話をしていたぐらいです。

 

過去に、ウルトラマラソンは何度も走っていますが、過去のどのレースよりも、今回のひらつか12時間走は相当キツかったですね。特に、身体への疲労感が格段に大きいと感じています。今日(9/24)の時点で、1週間が経過しているのですが、まだ疲労が抜けきれません。

 

24時間走の後は、1ヶ月ぐらい使い物にならないという話を以前に聞いていたのですが、あながち冗談ではない気がしてきました。レース前の事前準備は大切ですが、レース後にどうリカバリーするのかも、しっかりと計画しておく必要がありそうですね。

 

さて、次の投稿では、今回のレースで良かった点、神宮外苑の24時間走で活かせそうな点を中心に振り返りたいと思います。

 

今日はここまでー!