ランナーの「みかた」

ランニング、マラソンに関する記事を書いていきます(仮)

【振り返り】「練習会でやること、やるべきことは?」の問いとの出会い

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先日立てた達成状態について、早速、振り返っていきたいと思います。本当は走った当日もしくは翌日に振り返る方が、記憶は明確な分、事実だけでなく、感情もとらえやすいのは間違いありません。

 

 

ただ、自分の中で咀嚼するのが必要な時もあるでしょうから、「どのタイミングで振り返るのが良いか?」「レースではなく、練習における有意義な振り返り方は?」という観点も今度の検証項目として考えていきたいと思います。こちらの振り返り方も、今は手探りですが、積極的に変化させていければと思っています。

 

では、早速、14日(水)の練習を振り返ってみたいと思います。なお、先日立てた今週の練習メニューと達成状態は、次の通りです。

 

 

■メニュー

 皇居(約5km)×3周 *竹橋のトイレ手前辺りからスタート

 

■結果

 1週目 19’57(4’24-4’17-3’58-3’38-3’45)

 2週目 19’22(4’10-4’09-3’46-3’35-3’49)

 3週目 19’32(4’09-4’03-3’51-3’47-3’52) *一人旅

■点数

 85点

 

■理由

 ・設定していた達成状態の「松」にかなり近い結果を得ることができたため

 ・3周を走ることを前提にして、気持ち良く走る中、皇居1周ベスト(19’22)を出すことができたため

 

■気づき

 ・平日の限られた時間で、皇居3周は中々ハード(脚へのダメージも大きい) 

 →前日に、がっつり筋トレをしていたので、身体は重いだろうなと思っていたのですが、想像以上でした。そんなコンディションだったのもあり、平日の限られた時間で、皇居5キロ×3周は思った以上にハードでした。練習会ではあまり感じることのない脚の重さも終わった後には感じていたので、水曜日の段階では少しオーバーワークだったのかも知れません。帰宅した後、しっかりストレッチをしたので、今は問題ないコンディションに戻りましたので、ご安心ください。

 

 ・たまに皇居1周を走ると、アップダウンが良い刺激になる

 →最近、アップダウンのある場所を走る機会がないので、月1ぐらいで皇居を走ると、アップダウンが新鮮に感じられて結構楽しいです。脚に刺激を入れるには、アップダウンは良いですね。4月からウルトラマラソンシーズンに合わせて、練習会以外でも、皇居や赤坂御所を走る機会を作っていくのはありかも知れません。「時期によって、練習する場所を変える」というのは、これまでになかった考え方です。

 

 ・無理にスピードを上げることより、達成状態を達成するための走りに集中できる

 →今回は、途中からフリーに入る機会があったのですが、先を行くFさんを追いかけようという意識が全く無かったのは自分でもビックリでした。ケガでコンディションが落ちていた時は、「どうにか付いて行く」ということを目標にしていましたが、今は対抗心といった気持ちは本当にゼロで、「やっぱり、Fさんは速いなー」ぐらいにしか思っていませんでした。その分、自分の走りに集中できるため、エコな走りにつながり、無理にペースを上げようとしなくても、結果としてペースが上がっていたように思います。実際、2周目は皇居における自己ベスト(19’22)が出ました。達成状態を達成するという観点も、明確に覚えておく必要は全くなく、練習会に行く途中に、スマホで「今日はこんな感じで走れると良い日」「ここを気をつけて、検証してみよう」といったレベルで全然OKでした。記憶の片隅に入れておくぐらいで問題なく、目標や達成状態にしばられて、本来の走りができないのは本末転倒ですね。

 

 ・「練習会でやること、やるべきことは何か?」という問いに出会えた

 →今回の大きな気づきです。今回の練習会から「条件付きで、皇居3周」というメニューを加わり、今回で言えば、私一人が手を挙げることになりました。2周目までは、同じグループで走るメンバーと切磋琢磨して走っていたのですが、3周目は完全な一人旅。いざ、走ってみると「あれ、一人で走るなら、今日じゃなくても良くねぇ?」「そもそも、練習会でやることって、何だろう?」「人が集まって練習する意味は?」という問いが頭の中を駆け巡り、「よくよく考えると、この3周目って、完全な自己満足だよねー」と思いながら、走っていました。なぜか、一人で反省していました。もちろん、走ったからこそ分かった気づきなのですが、練習会で誰も走っていないと分かっている中で一人で走る寂しさを強く感じた夜でした。

 

 ・自主練習でできることは、自主練習でやれば良い

 →上記の気づきにもつながるのですが、一人で出来ることは一人で取り組めば良いわけです。お金を払って、練習会に参加しているわけですから、「練習会で得られるもの」や「自分が得たいもの」を手に入れるべきではないかなと。練習会に参加して、メンバーと他愛もない会話をするというは、自分にとっては心の栄養や豊かさにつながっているんだなぁーということを実感しました。練習会における、一人旅の3周目は今度やらない予定です。

 

 ・3’30を超えるペースになると、身体に力みが強くなる(特に肩と腕)

 →4’00ぐらいは気持ちに余裕を持っ走ることができ、腕振りをして、ピッチを上げることで3'40までラクにペースを上げられるのですが、3’30台になると急に身体に力が入ってしまいます。後は、身体も若干横振れし出すのも、3’30台。この辺りが今の自分の限界点ですね。まずは、このスピードになった時に「自らのクセが出る」「悪いクセが顔を出す」ということを認識しておき、クセが出たときに慌てないことが大切。スピード不足は誰よりも自分自信が強く認識しているので、スピード練習で絶対値を上げていきましょう。

 

 ・「必死にグループに付いてこよう」とするメンバーの頑張りは大きな刺激になる

 →今回は、2周目から別のグループから乗り換えてきたKさんと一緒に走る機会がありました。これまで客観的に走りやフォームを見ることはあったのですが、一緒のグループで走る機会は一度もなかったので、「どこまで付いてこれるだろう?」「最近の走りを見ていると、この辺りまでは大丈夫そう」という興味本位とお節介な気持ちが混在していたのですが、想像以上についてこられていて、正直感動しました。「そうそう。こういう必死に付いて行こうと思う気持ちは最近ないかもー」「人が必死に頑張ろうとする姿は素晴らしい(美しい)なー」「前に向かって頑張ろうとする人に対して、何らかの影響が与えれると良いかもー」とか、色々な気持ちに出会うことが出来て、良い刺激を受けました。「他人から学ぶことや刺激を受けることは大事なことだなー」と、身を以て痛感。今晩のM×Kではどこまで付いていけるか分かりませんが、フォームは力まず、必死について行けるように頑張ります。

 

今日は、ここまで。