ランナーの「みかた」

ランニング、マラソンに関する記事を書いていきます(仮)

【振り返り】「現状の走力」という“現在地”の解像度が上がってきた

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日曜日は、多くのランナー仲間が青梅マラソンを走る中、私は神宮外苑で20キロのペース走。走ったのが午後なのもあり、ランナーは数えるぐらいしかいませんでした。ウォーミングアップの時から、「今日は疲労が残っていて、これは苦労しそうだぞー」と感じていて、実際に走り出してみると思った通りの結果に。走り出す前に感じたことは大体思った通りになりますね。予定を立てることは大切ですが、もう少し自分の身体と心に耳を傾けてあげる必要があると感じました。

 

では、早速、18日(日)の練習を振り返ってみたいと思います。なお、先日立てた今週の練習メニューと達成状態は、次の通りです。

 

 

■予定メニュー

 20キロペース走(4’00-4’05)

 

■結果

 57’49(神宮外苑11周で14キロのペース走となる

 5’06 - 5'19 - 5'17 - 5'17 - 5'14 - 5'14 - 5'17 - 5'14 -  5'15 - 5'16 - 5’15

 ※1周1,325mのため、キロ4’00で走ると5’18換算

 

■点数

 65点

 

■理由

 ・前日の疲労が残っており、20キロを走ることが厳しかったため

 ・疲労により、脚に負担のかかるフォームで走ってしまい、脹脛に大きな張りが生じて、途中でやめた

 ・予定していたメニューに縛られず、無理をせずに途中でストップすることができたため(これは逆に評価している点)

 

■メモ

 ・ウォーミングアップ時から、体調の悪さを感じながらも、予定のメニューをこなそうとしてしまった

 →元々、予定を立てた時に、土曜日はインターバル走だけだったのですが、夕方の予定が変わったために、この日の夕方に低酸素ランを入れていました。低酸素は目に見えない負荷が大きく、中々自分でも、その負荷や負担に気づくことができません。水曜日に立てた予定よりかは、負荷をかけた(疲労を持っている)状態だっため、ウォーミングアップの時から、明らかに身体が重く、軽くジョグをしているのに「10キロ走った後ぐらいの呼吸をしているなー」と思っていました。こんな状態では20キロを走るのは厳しく、途中までは予定のメニューに縛られてしまうことが起きていました。今日のふくらはぎの張りからすると、本当はもう少し早めに止めるべきだったように思います。

 

 ・(途中からであったが)設定した目標をクリアすることに固執せず、無理をせずに途中で止めることができた

 →呼吸が苦しい中で、何とか着ろ4’00をキープして走っていたのですが、心肺に余裕がない分、フォームが自然と崩れていき、右のふくはらぎに段々と張りが出てきました。「このレベルの張りは、フルで30キロ以上走った時ぐらいだなー」と思うぐらい強い張りだったので、ここで無理をすることに何も意味はなく、元々「検証したいと思っていた、キロ4’00で走れる距離の確認」はある程度出来たと思ったので、予定していた15周ではなく、11周で切り上げました。

 

 ・コンディションが良いとは言えない中、神宮外苑11周(1周:1325m)を終始安定したペースで走れた

 →神宮外苑は100m単位で印があるため、ラップが管理しやすい(キロ4'00だと、100m24秒換算)のですが、決してコンディションが良いとは言えない中でも、終始ラップを安定して走ることができたのは良かった点です。最近は「こんな感じで(走りの出力調整をして)走ると、キロ4'00かなー」という感覚値は、ほぼズレなくなってきました。

 

 ・20キロを超えて走る際には、事前準備が必要

 →10~15キロぐらいは1時間ぐらいで終わるメニューなので、ウォーミングアップをすれば、ある程度は練習に対応できると思うのですが、20キロを超える練習メニューの時には、しっかりとした事前準備が必要に感じました。「前日は意図的に練習量を減らす」「睡眠はたっぷり取っておく」「本番を想定したウェアやギアで走る」「給水や補給物も検討しておく」辺りは漏れずに準備する必要があるように思います。

 

 ・現状の走力では、30キロを4’00で走る走力はない

 →別大までの期間は時間の投下とともに走力が上がってきた感覚を持っていました。しかし、別大から2週間が経過して、あまり練習していないとはいえ、20キロでいえば、ハイテクハーフの時に走れていたのですが、走力そのものはその時と変わっていないようです。大会という環境でハーフまでは、4'00で粘れても、30キロまでは現状では厳しい。これが今の私の実力のようです。今週末の30キロ走は「キロ4’00で30キロ」というメニューを考えていたんですが、今回の結果を踏まえて少し変更します。「キロ4’10-4’00のBU(ビルドアップ)で30キロ」に変更したいと思います。

 

 ・しばらくはスピード練習に特化する

 →ソウル国際まで4週間となり、距離走の練習は今週末の30キロで一旦終了予定。本当はロング走をもう2回ぐらい走りたい気持ちはありますが、「長い距離の方が好きで得意」という暗示を自らにかけて、残りはスピード練習に時間を注ぎたいと思います。400m、800mのインターバル走は織田フィールドで、1000mのインターバルは代々木公園や神宮外苑をうまく使って行く予定です。スピード練習は本当に苦手ですが、追い込んだ時の何とも言えない達成感を味わうために、ベストを尽くしたいと思います。苦手なものにこそ、伸びしろがあると信じて。

 

今日はここまで。