【振り返り③】「別府大分毎日マラソンでのサブ3達成」というプロジェクトが無事に終了しました
今回は、2日連続で更新してみました。読んでいない方は、まず、こちらをどうぞ。
■前々回記事
■前回記事
前回に引き続き、仕事でよく使う【KPT】というフレームで振り返ります。
【KPT】は、Keep/Problem/Tryの略で、「Keep=よかったこと・続けること」「Problem=悪かったこと」「Try=次に試すこと」の3つのフレームワークで考える方法です。
それでは、前回のProbleに引き続き、最後のTryに行きたいと思います
■Try
・序盤からキロ4’00で入り、30キロまで(最低中間地点)行く。その後はひたすら耐える
→自己ベストを更新しているレースでは、前半と後半でほとんどタイムが変わらない特徴があります。今回の別大のケースでいえば、前半後半で、40秒しか変わらない結果になりました(前半:1:27’15・後半:1:27’55)別大の36キロ過ぎからの暴風を考えると、中々良い数値と言えるかも知れません。ここ最近、強く感じていることは、乳酸耐性が強くなってきていることです。具体的にいうと、レース後半に乳酸で脚が重く感じる中でも、大きなペースダウンをせずに粘ることが出来ているということです。これは絶対的なスピードの足りない僕にとっては活かすべき特徴のため、次走では、意図的に序盤からハイペースで入って、30キロまでキロ4’00で入り、残り12キロを粘るというレースをしてみたいと思います。中間点をどれぐらいのスピードで入った時、後半をどこまで粘れるのかという実験です。
・体重62キロ・体脂肪率12%までのスリム化
→別大では、体重64キロ・体脂肪率14%という身体で走ったわけですが、まだ絞っても良い気がしています(元々肥満だったため、お腹の皮が伸びており、未だにプニプニにしています)3月になれば、暖かくなり、スリムになりやすい季節になってきます。現時点でも、生涯最低体重と最低体脂肪率なのですが、自分にとっての最適解を探してみようと思います。まずは、体重62キロ・体脂肪率12%を目指します。ゆくゆくは、無理なく体重50キロ・体脂肪率一桁にもチャレンジしてみたい。
・ストレッチの効いた目標を設定する
→今回のサブ3が達成できた要因の一つに、うまく目標が設定できた点があります。こちらの目標をラジオ体操で判子をもらうかのように、達成した目標に対して、自らスタンプを押して行きました。サブ3ということもあり、目標そのものが設定しやすかったこともありますが、いい目標が立てられると、高いモチベーションで、達成するぞー!という気持ちでいられました。「義務感」というエネルギーではなく、「達成したい」というエネルギーを持ち続けられたことがサブ3達成の大きな要因なのかも知れません。参考までに、12月に設定した目標を貼っておきます。
■サブ3に向けて立てた目標
・脚攣り・脱水に関する活きた情報の収集
→Proglemでも書きましたが、脚攣り・脱水については、活きた情報を集める必要があると思います。WEBや本に書いている取り組みではなく、身近で知っているランナーから聞くのが一番良い気がしています。そのためにも、自分より走歴・走力・知識が上で、サブ3は当たり前のようにクリアし続ける人が良いなと思います。一人頭に思い描いている人がいるので、情報交換に行こうと思います。
・ブログの更新頻度をあげる
→サブ3を達成したということもあるのかも知れませんが、色々と相談を受けたり、情報をもらったりする機会が増えました。個別に回答するケースがあるわけですが、もしかしたら、「その情報は他に人にも役立つ情報なのかも知れない」と感じるようになりました。まぁ、僕が伝えられることは僕が体験・実践してきただけで、しがない市民ランナーでしかないのですが、これまでのfacebookというクローズ度な世界だけでなく、ブログというオープンな世界に情報をストックしていくのもありな気がしてきています。背伸びをせずに、あくまで自然なスタンスで情報を発信して行きたいと思います。
・自分のやってきた取り組みが他の人でも再現できるかの実験
→人がどう感じるか分かりませんが、結構真面目にランニングに向き合っています。これまで、運動や陸上といった経験がない分、その穴を埋めるための試行錯誤や人の取り組みを参考にして、「良さげ」と感じたものは積極的に取り入れるようにしてきました。周りのランナーを見ていて、「こうすればもっとうまくいくのに~」と感じることも正直あります(偉そうにすいません)それは練習量や走行距離といったものではなく、典型的な例で言えば、事前の計画や目的なき、振り返りですね。事前の作戦が曖昧ですと、いくら丁寧な振り返りをしても、元々の作戦とのギャップが明確にはなりません。終わった後だと、元々の計画を忘れてしまうこともあると思います。個人的には事前に時間をかけて、作戦を練り込む分、振り返りがしやすく、良かった点と次回の改善点が明確になります。結果、自らの特徴をつかみ、同じミスを繰り返さず、自分の中での積み重なり感を作ることが可能です。一番勿体ないのは、走った後に「今日もダメだった」「うまく行かなかった」という表面的な結果で、自信を無くしてしまうこと・反省する(時に反省した振りをする)ことだと思います。実験という言葉は良くないかも知れませんが、果たして興味のある人がいるのかなー。
さて、KPTによる振り返りは以上です。 最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
さて、色々と振り返ってきましたが、最後の共有事項です。次走の今シーズン最後のフルマラソンは、3月18日のソウル国際マラソンを予定しています。私は1月にエントリーしたのですが、驚くべきはまだエントリーできる点です。これは日本人用に大会が決められた枠を与えているということなのでしょうか。
初の海外レースで、今回と同じ遠征レースとなるので、同じミスを繰り返さず、人生初の韓国を楽しんできたいと思います。
今日はここまで。