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【17年上半期総決算】第32回サロマ湖ウルトラマラソン 振り返り1

来る6月25日(日)に北海道で開催された第32回サロマ湖ウルトラマラソンに参加してきました。4月に富士五湖118キロ、5月野辺山100キロに引き続き、今回も100キロマラソンです。

 

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100キロを走るのは3回目ということで、距離に対する不安は全くありませんでした。サロマは上半期の本命レースという位置づけにしていたため、ホップ→ステップ→ジャンプのように、3回目のウルトラで良い結果を出すことをとにかく目指していました。良い結果とは、今の自分の実力が出し切れたタイム、自己ベストが出せたという定量的な側面でありながら、レースマネジメントがうまくいった、自分の中で納得できるレースができたという定性的な側面の両面を含みます。

 

今回の目標タイムは、9:30'00"切りでした。ランナー的にいうと、サブ9.5になります。なぜ、この目標にしたかというと、自分のフルマラソンの持ちタイムに比べると、若干背伸びをした目標なのですが、昨年所属するランニングクラブのメンバーが走ったタイムが、概ね9:35'00"辺りを推移していることもあり、この数値は超えてみたいと思い、今回のB目標に設定しました。ウルトラマラソンでは天候や体調によって、大きくタイムが変わってくるため、事前準備として、毎回走る前にA目標、B目標、C目標を立てるようにしています。今回、準備したのが次の資料です。今回は雨が降っていたので、ジップロックに入れて走っていました。結果としては、レース中に見ることはなかったのですが、何かの時に判断する材料になります。

 

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各ラップについては、サロマのセミナーで学んだレースマネジメントのうまい人のラップを参考にして、10キロ単位で時間を割り振っています。時間の配分としては、前半50キロで全体の46〜47%、後半50キロで全体の53〜54%ぐらいが良いと教わっていたので、今回はその割合を意識して、序盤はキロ5で行けるとこまで飛ばして貯金を作り、残りはキロ6まで落ちたとしても、何とかイーブンペースで粘ることを考えていました。

 

結果として、今回はA目標の9:15'00には少し届きませんでしたが、B目標の9:30'00"は見事にクリアできました。遠い北海道まで乗り込んだ甲斐がありました。

 

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■スタート前
予想通りの大雨となり、初の雨の中でのレースとなりました。「練習だったら、この雨の中は走らないなぁ〜」と思うぐらい、強い雨で多くのランナーはギリギリまで雨宿り。雨の中で走る経験がないということは、多くのランナーが着ているカッパで走ったこともありません。基本的に練習で試していないことは本番でいきなり試すのはリスクが高く、何かあった時に悔やみきれないので、カッパは不採用。後は、見た目が格好良くないという理由もあります。そのため、事前に用意していたゼッケンが透ける透明のウィンドブレイカーで走ることにしました。しかし、こちらのウィンドブレイカーは防水ではなく、撥水処理がされている程度なので、スタート15分前から並んでいると、すぐにずぶ濡れ状態に。低体温症が心配されましたが、ワセリンをたっぷり塗っていたこと、気持ちが燃えていたこと、他のランナーに比べて脂肪が多いこともあり、ほとんど寒さを感じることなく、スタートすることができました。レース中、寒さを感じたのは、80キロ過ぎでワッカでの大雨と暴風を受けた時だけです。速いランナーでも崩れる可能性のある恵みの雨だと信じて、スタートのゲートとくぐりました。

 

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■スタート〜10km
ラップタイム→グロスタイム
51'42"→52'23"
最初の方は濡れなくない気持ちがあるため、なるべく水たまりを避けて走っていましたが、場所によっては回避できない箇所もあるため、スタートしてすぐに靴も靴下も水浸しになりました。ただ、R×Lのメリノウールのウルトラマラソン用のソックスをはいているため、全然靴下が濡れた感覚がなく、走れました。10年ぶりに会った知り合いと2〜3キロぐらいおしゃべりをした上で、事前の想定ペースであるキロ5'00"の微調整に入ることに。思ったより混雑もなく、順調さを感じる10キロでした。

 

■10km〜20km
50'34→1:42'57"
この区間は、トップを走る人たちをすれ違います。先を走る人たちはスピードもはやいし、フォームもきれいだなぁと思い、若干憧れのまなざしで、すれ違うトップランナーを見ていました。この時から少しトイレに行きたくなりました。10km〜20kmはすれ違いのコースだから、帰り道で行く時には混雑している可能性が高いと判断して、17キロ付近のトイレに行くことを選択。トイレから出た後は、少しスピードが出てしまい、初めてキロ5を切るラップを計測。個人的に、100キロ全てをキロ5分台で走りたいという裏目標(願望に近い)がすぐに潰えました。

 

■20km〜30km
50'54→2:33'51"
あまり印象に残っていない区間。ただ、個人的に残念だったのは、立ち小便をしている人が結構いたこと。トイレが行列しているからという理由だと思いますが、禁止の立て看板がある場所でやるのはいかがなものか。そんな残念にも似た気持ちを持ちながら、まずは走ることに集中しようと自らのマインドを切り替えて、前に進むことに。ランニングハイが起きていたのか、身体は非常に軽く感じていました。

 

■30km〜40km
51'21→3:25'12
30キロまでのフラットなコースに比べて、多少登りのある区間なので、少しラップが落ちました。しかし、登り基調ということを考えれば、キロ5'00"を継続して走れていると思います。30キロでの1回目のスペシャルドリンクは、RedBullをボトルに入れて、ボトルの周りにドライフルーツを巻いた特別仕様。途中からスペシャルドリンクを楽しみに走っている自分がいました。ただ、キロ5のベースでRedBullを飲むのは中々困難を極めて、鼻に入るわ、気管に入るわで、3分の1は飲めない結果に。でも、レースに向けてカフェイン抜きをしていた分、カフェインの効きが非常に良く、身体は元気になりました。ドライフルーツはジップロックに入れていたので、小腹が空いた時や疲労感を感じた時に摂取するようにしていました。個人的にはフルーツを食べると気持ちが紛れて、元気になれる確率が高まるような気がしています。個人的にフルーツの摂取は、復活を起こせる一つの要素だと思っています。

 

■40km〜50km
51'42→4:16'54"
フルを超えた辺りから、少しずつペースダウンです。さすがに疲労感を感じるようになってきました。40キロ過ぎで2回目のトイレに行ったこともあり、多少時間がかかりましたが、想定の範囲内でした。半分の50キロを過ぎて、ほぼプラン通りのペースです。あまりに順調に行っているので、調子にのる悪いクセが顔を出してきて、「残り50キロで16分を削ることが出来れば、サブ9できるかも?」と少し欲が出た瞬間でもありました。長い距離を走っていると、このような欲や感情が顔を出してくるわけです。安易に抱いた気持ちを否定するのもイヤだったので、50キロの通過時、「この10キロで5分削ることが出来れば、サブ9を目指してみる。削ることが出来なければ、サブ9はあきらめて、サブ9:15'〜9:20'を目指す」と心に決めました。こういった小さなマイルールを作ることは長い距離を走る際には結構重要だと思っています。だらだらと気持ちに引きずられても、いい結果にはつながりませんから。一方、冷静に数字をとらえている自分では、50キロ通過の時点で、サブ10は多分大丈夫で、サブ9.5もうまくレースをまとめることが出来れば達成出来そうだなぁと思っていました。

 

続く