今はタイムではないものを意識する時期
東京マラソンから1週間が経過して、ようやく疲労が抜けてました。とはいえ、この期間中に風邪を引いてしまったので、身体的には90%ぐらいは回復していていますが、心肺の方がまだ80%ぐらいといったところのように思います。現時点で、4’’30ぐらいで走るだけで苦しく感じるのは、その影響だと思いますので、無理に練習せず、少し時間をかけて、回復させていきます。
今週は静岡マラソンがあり、来週は、古河はなももと、知り合いランナーが沢山エントリーしていることもあり、facebookのタイムラインはランニングの投稿だらけです。その投稿を見ながら、いい結果を残してほしいという応援する気持ちの他に、正直いいなぁ~と思う気持ちもあります。1週間も経過すると、次のマラソンが走りたくなってきます。
残念なことに、私は3月にエントリーし忘れるという失態と起こしたため、次のフルマラソンは秋以降になります。エントリーはまだスタートしていませんが、狙っているのは8月の北海道マラソンです。北海道とはいえ、真夏の時期なので、暑さとの戦いになるはずです。走り込んでいくことも大切ですが、暑さ対策はしっかりとしていく必要性を感じています。
6月にもサロマ湖のウルトラで北海道に行く予定ですが、場所が場所だけに北海道をあまりエンジョイできないと思っているので、むしろ8月の北海道マラソンは旅を味わうことも出来たらなぁと考えています。北海道マラソンは開催場所が札幌なので、色々と観光にも行けそうな気がして、普段の遠征とは違う楽しみを期待しています!
さて、話は変わりまして、今週の土日は皇居を走ってきました。東京マラソンが終わった後のため、人は減りましたが、随分と暖かくなってきた影響か、絶えずランナーは走っていました。
今回は、土日ともに3周を走りました。
平均ラップ | 5キロラップ | ||
3月4日 | 1周目 | 04:47 | 23:55 |
2周目 | 04:18 | 21:34 | |
3周目 | 04:28 | 22:22 | |
3月5日 | 1周目 | 04:22 | 21:51 |
2周目 | 04:10 | 20:53 | |
3周目 | 04:10 | 20:54 |
土日は上記のようなタイムでしたが、今回は体調が万全ではなかったので、フォームを意識して走りました。ランニングを始めて、フォームを意識したことは何度かありますが、外部の方にフォームに関するアドバイスを受けて、具体的に改善したことはありません。むしろ、フォームに関しては独学でやって来ています。
しかし、最近はレベルの高いランナーの方を見ていると、フォームがきれいというだけでなく、無駄のないフォームをしている方が多いように感じています。もちろん、人それぞれ骨格・体型・可動域といったものは異なるため、どのフォームがベストといったものはおそらくなく、正解となるフォームと探すのではなく、自分にとっての最適解となるフォームを模索し続けることが大事なはずです。
そのためには、必要な情報は本やサイトから仕入れて、良いと感じるフォームからは目で盗み、自ら真似して実践してみるのが一番だと思います。きっとどんなレベルの方でも、フォームといったものは探求し続けて、年齢や経験とともに野球のピッチングフォームやバッティングフォームのように変化していくものだと思います。幸いなことに、次の目標となる大会は4月の富士五湖ウルトラマラソンまでないため、この1ヶ月半はフォームを色々と模索してみようと思ったわけです。
ただ、フォームと一括りでまとめてしまうと意識するポイントが散漫になるため、もう少し分解して走ってみました。
・体幹がぶれないように下っ腹に力を入れて、その下腹部を常に同じ位置で押し出すようにする
・下腹部を押し出すイメージを持つと後傾になるような気がするため、上半身はいつもより前に倒す
・両腕をしっかりと振るというより、肩甲骨で肘を積極的にひく
・両太ももをあげて走るというより、自転車をこぐイメージをもって、空中をこいで足を前につく
・着地の際、足を上げる分、着地にパワーがかかるが、地面とケンカをするのではなく、滑らかに着地する
この辺りの基本的な点を改めて強い意識を持って走ってみると、すごく良いイメージが持てました。
・スピードを出そうと力を入れずとも、自然とスピードがアップ
・平均ピッチが174→179にアップ
・平均ストライド(歩幅)が1.22→1.27にアップ
・力まず走ることが出来るため、気持ち的な余裕が生まれる
・骨盤が同じ位置にあるためか、フォームが安定する
個人的にはストライドが5cmもアップしたのは驚きです。
股関節・すね・足首は慢性的に硬く、贅肉たっぷりの身体で筋力が無いために、身長の割にストライドが狭いため、今日の意識でストライドを伸ばすことが出来たのは大きな収穫だと言えます。
どうしても、普段のランニングではタイムといったところに意識が向きがちですが、これは大会が近づいてくると仕方ない点だと思います。やはり、目標とするタイムで走るためには、その練習が必要ですからね。今は、目標とする大会まで少し時間がありますので、タイムという制約に縛られずに、しばらくはフォームの試行錯誤をしながら、ストライドをいかに伸ばすかを考えて行きたいと思います。
今日はここまでー。