私が『ソウル国際マラソン』に参加する理由
いよいよ、今シーズン最後のフルマラソンが迫ってきました。今シーズンは5回レースを走る予定だったのですが、10月の水戸黄門漫遊マラソン・11月のつくばマラソンを故障のため、DNSしたため、結果、3レースだけになりました。
1レース目は10月の松本マラソンで、2レース目は2月の別府大分毎日マラソン。そして、今週末に、3レース目である『ソウル国際マラソン』を走ります。
ランニングを始めたのが、2016年1月1日で、今は3年目なのですが、初の海外レースにチャレンジします。
「3月は他にも、沢山マラソン大会あるじゃん。どうして、わざわざソウルまで行くの?」と思われる方もいると思うので、経緯も含めてお伝えしたいと思います。
ものすごく簡単に言うと、3月は静岡・はなもも・板橋Cityと毎週のように大きな大会が毎週開催されていますが、どうしても心惹かれるレースがなくて・・・気分が乗らなかったというのが一番の理由です!
せっかくフルマラソンを走るのであれば、前のめりになるような気持ちで走りたく、更に欲を言えば、自己ベストが狙える大会に出たい。
これは多くの方が同じようなことを考えるかも知れません。私は静岡・はなもも・板橋Cityも正直ピンと来る感じがなくて、「何か良さげなレースはないかなぁ~」と思い、ネットで探して時に出会ったのが、ソウル国際マラソンでした。
最初は「マラソンのために、海外まで行くかぁ?」と否定的な考えだったのですが、周りのランナーがベルリンマラソンやシカゴマラソンに行く姿を見て、「ソウルなら飛行機で3時間弱。これは東京→大阪の新幹線にのっている時間と変わらない。思ったより全然近いので、行ってみよう!」という気持ちに変わっていきました。
更に調べていくと、私にとって良さげな条件が沢山ありました。
1)フラットな高速コース
サブ10(2時間10分切)を10回以上達成している、川内優輝選手のベストタイム(2:08:14)は、実は2013年のソウル国際マラソンです。「これなら、もしかして速く走れるかも?」と期待できそうですよね。また、あくまで又聞きの話ですが、新コースとなった東京マラソン以上の超高速コースとの噂も聞いています。
2)2時間50分から10分刻みのペーサー配置
サブ3を切るペーサーが配置されている大会は初めて耳にしました。2時間50分のペーサーについていくかは当日のレース展開やコンディション次第ですが、目安となるペーサーが分かりやすい形でコース上にいることは非常に心強いです。
3)日本の3月より気温が低い
先日の静岡の時は急に気温が上がって、走れなかった人が多かったと思います。春を迎える日本の3月は寒暖の差が激しく、時には風も強く吹く。私は暑くなるとからっきし走れなくなるので、なるべく気温が低い中で走りたい。
4)日本事務局経由で申し込むとAブロックからスタート
ここはメリットとは言えないかも知れません。正直、結構怪しい気がしてきました。正直、一番前のブロックで走れる!と期待していたのですが、パンフレットを見る限り、全体が5ブロックでした。ソウル国際マラソンは、東京マラソン並の規模(30,000人超)の大会なので、Aブロックにも相当な人数がいそうですね(何千人規模でしょうか?)
5)グロスタイムはなくて、ネットタイムだけの計測
日本ではグロスタイムが標準ですが、ソウル国際マラソンはネットタイムだけを計測しています。スタートからのタイムラグを考えなくて良いのは、気持ち的にすごくラクになれますね。更には、別大のような持ちタイムが求められる大会でも、ソウル国際マラソンのネットタイムで申請が出来るのは非常に有り難い(別大はホームページに記載されている)
6)日本人専用ブースでの受付できる
韓国語は1mmも分かりませんが、専用ブースがあるというだけで大分気持ちはラクになります。
7)前走の別府大分毎日マラソンからの間隔が6週間
心のチャージするためにも、更にレベルをアップさせるためにも、6週間ぐらい必要だと思っていました。自画自賛ではないですが、我ながら良い読みだと思います。この2週間ぐらいで、大分気持ちの方は走れる状態まで戻ってきました。
8)時差がない
時差があると体内時計を調整するのに時間はかかりますが、韓国は時差がないということで、前日入りでも調整しやすいはず。泊まる日数が少なければ、それだけかかるコストも抑えられますね。
このように、私にとって、メリットの大きい大会だと思い、ソウル国際マラソンに申込ました。はて、どのような結果が待ち受けるのやら。
一応、年末から自己ベストを連続更新中なので、その流れでソウル国際も自己ベストで走りたいのが本心です。4月のウルトラマラソンシーズンに向けて、フルマラソンを良い結果で終えて、次のステップに進みたい。
とはいえ、不安要素は沢山があるので、うまく行かないこともあれば、レースの前後で結構やらかすことも起きるでしょう。ただ、起きたことを全て受け入れて、できるベストを尽くして来たいと思います。
今日は、ここまでー。